シンガポールの気候・文化・日本との違い

まずは私、梶原吉広が日本からシンガポールへ移住して実際に感じた、両国の大きな違いについてお伝えします。両国の大きな違いについてお伝えします。シンガポールへの移住を考えている方や、東南アジアに興味を持っている方の参考になれば嬉しいです。

■シンガポールの気候は日本とこんなに違う

シンガポールは東南アジアに位置する都市国家で、赤道からわずか約137kmの場所にあります。気候は「熱帯雨林気候」に分類され、年間を通じて気温は28〜33度前後で推移します。日本のようなはっきりした四季はなく、雨量が多い北東モンスーン期(雨季・11月〜1月)と比較的乾燥した南西モンスーン期(乾季・5月〜9月)に大きく分かれます。
ただし、実際は年間を通じてスコールが発生するため、傘は常に持ち歩くのがシンガポールの習慣です。
特に夕方の突然のスコールは激しく、10分で道路が川のようになることもあります。
(イメージで言うと、日本のゲリラ豪雨に近いでしょうか。乾季でも2日に1回、雨季はほぼ毎日来る感じです。 )

移住して最初に体感したのは、凄まじい湿度の高さです。
屋外では常に湿度80〜90%前後で、外に出た瞬間に汗が吹き出します。
一方でショッピングモールやMRT(地下鉄)の車内は強冷房が効いており、外との温度差が10度以上になることも珍しくありません。
私も最初の頃は体調を崩しかけましたが、2〜3か月で慣れました。今では上着を常に持ち歩くのが習慣になっています。

■気候がサッカーの試合時間にも影響している

この気候はシンガポールのサッカーにも直接影響しています。
年中高温多湿な環境は選手への体力的な負担が大きいため、シンガポールプレミアリーグの試合は夕方から夜間に行われるのが一般的です。梶原吉広がスタジアムで観戦すると、試合後半でも選手のスタミナが問われる場面が多く、この気候条件が東南アジアサッカー独自のプレースタイルを生み出しているとつくづく感じます。
(シンガポールサッカーに関しては別記事で)

■多民族国家ならではの文化と食

文化面では、多民族国家であることが日本との最大の違いです。
人口の約75%を中国系が占め、マレー系・インド系・その他の民族が共存しています。
公用語は英語・中国語(マンダリン)・マレー語・タミル語の4つで、日常会話は主に英語が使われます。街なかでは仏教寺院・モスク・ヒンドゥー教寺院・キリスト教会が隣り合っている光景が日常的で、異文化共存のシンボルとなっています。各民族の祝日がそれぞれ祝日として定められており、年間を通じてさまざまな文化行事が行われます。
チャイナタウン・リトルインディア・アラブストリートと、それぞれの民族のエリアが今も残っている点も独特です。

食事に関しては多様性はより顕著です。
「ホーカーセンター」と呼ばれる大規模なフードコートでは、中華・マレー・インド・西洋料理など多彩なメニューを日本円にして数百円から楽しめます。
チキンライス(海南鶏飯)・ラクサ・バクテー・チリクラブは是非、現地で味わってほしいご当地グルメです。
私、梶原吉広のお気に入りはホーカーで食べるチキンライスで、500円前後でこれだけの満足感が得られるのはシンガポールならではだと感じています。
(※チキンライスといっても、日本のケチャップライスとは別物。茹でた鶏肉とスープで炊いたご飯を合わせたシンガポールの国民食 )

■物価・交通・治安 〜海外移住の入口として〜

物価については、シンガポールは世界屈指の高物価都市として知られています。
特に家賃が高く、中心部のワンルームマンションでも月20〜30万円以上が相場です。
一方でホーカーセンターでの食事は5〜10シンガポールドル程度で済み、外食をうまく活用すれば食費は抑えられます。

車は非常に高額で、日本車でも購入には数百万円を超えるケースが多いため、ほとんどの生活者は公共交通機関を利用します。
MRTと呼ばれる地下鉄は清潔で時間通りに運行され、移動のストレスをほとんど感じません。


そして生活環境として外せないのが治安の良さです。シンガポールの大きな魅力のひとつだと思います。

夜間でも安心して外出できるほど犯罪率が低く、公共交通機関も非常に整備されています。車なしでも生活に支障はなく、MRTとバスを乗り継げば島内のほぼどこにでもアクセスできます。日本からの移住者や駐在員が多い国でもあり、日本語が通じる店舗・病院・コミュニティも充実しているため、海外移住の入り口としては非常に環境が整っていると感じています。

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